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「支えてあげたい」というモチベーションは諸刃の剣だって知ってましたか?

投稿日:2017年7月15日 更新日:

読者さんの中には自分の夢に向かって突き進む彼氏(夫)、その頑張りを影で支える彼女(妻)、そのパートナーシップ像に憧れている人もいるかもしれません。「彼の夢を応援するのが私の夢」というモチベーションで頑張れる人も実際にいると思いますが、そのマインドは諸刃の剣であるということをご存知でしたでしょうか。

支える、ということは自分もチャレンジをする、ということ

「人という字はヒトとヒトが支え合ってできている」という某先生の金言がありましたが、支えるという行為は「/→」(こっち)に向かう力と同じ力を「←\」(こっち)から与えることによって初めてできるわけですね。

ということはつまり、片方がひたすら前のめりで突き進もうとしているなら、もう片方それと同じぐらいの努力をがしていないと、本質的に支えることはできないということなのです。

例えば夫がサラリーマンとしての肩書きを捨て起業し、明日の収入もどうなるかわからない不安いっぱいの世界にチャレンジしていると想像してみてください。そして実際にその不安に押しつぶされそうになり、心がくじけそうになっている。

しかしこの時の奥さんが自分の人生にチャレンジをしたことがないだったら、慰めることはできたとしても心の不安を解消させてあげるのはは難しいでしょう。この時に真に支えてあげられる人は、それと同じかそれ以上の不安を乗り越えたことがある人なのです。

ですから、「彼の夢を応援するのが夢」である彼女のは、本当にそこにコミットするのであれば、自分も自分の夢に突き進んで努力をし、自分と向き合っていかなくてはいけないのです。チアリーダーがあれだけの人を笑顔にできるのは、裏でめちゃくちゃ辛い練習に耐え抜いているからなんですね。

支え合うためには、お互いが真剣に生きていないといけない

また、一生懸命チャレンジしているパートナーを応援すること生きがいにしてしまうと、ではそのチャレンジがなくなったら自分の生きがいも一緒に消えてしまうということを意味します。つまり自分の生きがいをパートナーのチャレンジに「依存している」状態です。この状態のままでは、支えるどころかむしろ寄りかかってしまっているような状態になります。

そうではなく普段はお互いが個として一本軸がある自立した状態(「|・|」)で、片方が倒れそうな時にもう片方がそれを支える(「/→←\」)ことができるのが理想のパートナーシップと言えるではないかと思います。

繰り返しになりますが、支えるというのは、自分が何もしないということではありません。自分が相手を同じくらいの努力をしてはじめて支え合うことができ、そしてお互いが依存せずに自立しあうことができるのです。

それを忘れて「彼の夢を応援するのが私の夢」という気持ちを持ち続けると、どちらかが依存した瞬間に二人で共倒れ、ということになってしまうのです。あなたには本当にパートナーを支えていく覚悟がありますか?

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Yoshiki Kawaguchi

日本大学芸術学部 映画学科演技コース 卒業。俳優業とカウンセリング業を通じて学んだ人間心理と、自身の事業を通じて体験した気づきをミックスした独自の恋愛理論が好評。

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