1.5次会 ウェディングのカタチ

披露宴と1.5次会って何が違うの?ウェディングプランナーが分かりやすく解説

投稿日:2017年7月8日 更新日:

「結婚披露宴」と「1.5次会」との違いは何か?これは、ウェディングパーティを挙げようと考える新郎新婦ならば、一度は考える疑問でしょう。
1.5次会は、「結婚披露宴(いわゆる結婚式)」と「二次会」の中間のスタイルだと言われています。では、具体的に「1.5次会」は、「結婚披露宴」とどんな違いがあるのでしょう。

1.5次会は、会費制か?祝儀制か?

一般的に「結婚披露宴=祝儀制」、「二次会=会費制」というイメージがあるのではないでしょうか。では、1.5次会はどうか?と言えば、「ご祝儀の有無は新郎新婦が選ぶもの」と言われています。平たく言えば、祝儀制でも会費制でもどちらでも良い、と言うことですね。
実際に1.5次会をした新郎新婦の現状をみてみると、「会費制」にした、という方が多数派です。調査によると、1.5次会を「会費制」で行った新郎新婦は、65%、「祝儀制」で行った新郎新婦は、34%でした。(2017年6月15日発表「みんなのウェディング」調べ)
今や、「会費制の結婚式=1.5次会」という認識をしている方もいるほど、”1.5次会は会費制で行うもの”というイメージが定着しつつあります。

1.5次会のお祝いのスタイル まとめ

会費制 65%

祝儀制 34%

(2017年6月15日発表「みんなのウェディング」調べ)

会費・祝儀の相場は、いくら?

祝儀制の1.5次会の場合は、結婚披露宴と同じく、友人で最低でも3万円から包むものと認識されています。
ただし、まだまだ市民権を得たとは言えない「1.5次会」は、招待状の出し方や表現の仕方によっては、通常の二次会と勘違いされてしまうこともあります。紙の招待状を送付する代わりにウェブ招待状(メールやSNSなどで招待状を送付し、オンライン上で出欠確認をするスタイル)を送る等、カジュアルにしすぎて、祝儀金額にも影響があったという新郎新婦の声もよく聞きますので注意しましょう。

会費制の1.5次会の場合、一般に会費は1万円~2万円の中で設定します。中でも、1万5000円前後で設定する新郎新婦が一番多いと言われています。選ぶ料理や会場によって、設定する会費額にかなり幅が出ます(設定会費によっては、新郎新婦の負担額がぐっと増えることもあります。)が出ますので、覚えておいてください。

「料理や席のスタイル」をどうするか(フルコースかビュッフェか、着席か立食か、など)を考える場合、「会費の目安価格」があります。どのくらいにしたら良いのか、ということについては、この次の章『(3)私たちらしいパーティの作り方』の「料理・席スタイルと費用」の中で詳しく記載します。

1.5次会 相場価格のまとめ

祝儀制 3万円~

会費制(設定額) 1万円~2万円前後 平均:1万5000円

会費制と祝儀制 メリットとデメリット

費用を抑えた「会費制」を選ぶ新郎新婦が多い1.5次会ですが、もちろん、「会費制」にも「祝儀制」にも、メリットとデメリットがあります。そのどちらも踏まえた上で、自分たちに合ったものを考えてみてください。

会費制のメリット

まずは、「会費制」のメリットから見てみましょう。「会費制」の最大のメリットは、ゲストの費用負担が軽減されることです。先程の「会費制」にした場合の価格設定からも伺えるように、1万5000円前後(「一般な祝儀3万円」の半額~半額以下)に設定する場合が多いので、参加するゲストにとっては、気軽に参加できるパーティになりやすいのです。

結婚披露宴に比べ、ゲストの費用負担が減るので、新郎新婦も、ゲストを誘いやすくなり、親族から知人まで幅広く招待することができます。結婚披露宴のように人数を厳選する必要が無くなりますね。また、会費が設定されているので、当日の収支が事前に明確になり、費用計画が立てやすいのも大きなメリットです。形式的なもの(“引き出物を複数用意する”など)を省く場合は、事前準備が、結婚披露宴よりも少なくて済むことも、忙しい新郎新婦には嬉しいことの一つでしょう。

会費制のデメリット

「会費制」のデメリットは、会費を抑えた設定にした場合、料理や飲み物に制限が出てくることです。費用削減のため、結婚披露宴のように着席での完全フルコースにするのは難しく、大皿料理やビュッフェ形式になる場合もあります。シャンパンをつけるかどうか、メイン料理のグレードはどうするか、デザートはどうするかなど、金額と内容のバランスに悩むことがあるかもしれません。また、まだまだ「会費制」というウェディングの仕組み自体に慣れない方が多いのも事実です。特に、両親や親族、上司を招待する場合は、「会費制」というスタイルそのものに難色を示される可能性もあります。従来の結婚披露宴のイメージが強い場合、フルコースの料理やたくさんの引き出物がおもてなしの象徴だという 認識が拭えないと、特に、親の立場から”せっかくゲストにお越しいただくのに…”と違和感を覚える方も少なくないかもしれません。どうしてそのスタイルをとったのか、事前に新郎新婦の思いをきちんと伝えておく必要があるでしょう。

祝儀制のメリット

「祝儀制」のメリットは、結婚披露宴に限りなく近い雰囲気となるため、引き出物を複数点つけるなど、おもてなしを形で示しやすいということです。また祝儀を受け取ることで、最終的な費用計算が黒字になったり、新郎新婦の負担がかなり少なくて済むことも大きいでしょう。衣装や装飾など、こだわりがあるところに余裕を持ってお金を使えることも大きなメリットです。

祝儀制のデメリット

「祝儀制」の場合、1.5次会とは言っても、ゲストは結婚披露宴と同額の祝儀を包む可能性が高いです。当然ながら、1.5次会当日の期待値は、大きくなります。着席スタイルをとったとしても、料理がテーブルごとに大皿で出てきたり、ビュッフェ形式だったり…となれば、当然ながら、ゲストからいい印象は持たれない可能性もあります。当日のパーティの内容が、包んだ祝儀内容と伴わないと感じられた場合、“ゲストの費用負担が増えただけ”、とも取られかねません。このような理由から、「祝儀制」ではなく「会費制」をとる新郎新婦が多いことも頷けますね。「祝儀制」の1.5次会の場合は、ゲストから見ると、通常の結婚披露宴とは区別がしづらく、どうしても比較されてしまう可能性があることはしっかりと事前に認識しておきましょう。「祝儀制」にする場合は、 ”フォーマルな1.5次会”を意識して、準備を進めることをお勧めします。

会費制・祝儀制のメリットとデメリット まとめ

会費制

【メリット】

・ゲストがいくら包めば良いか分かりやすい。  

・(結婚披露宴と比較すると)金銭的にゲストに負担をかけない。

・(結婚披露宴と比較すると)大人数を招待しやすい。

・(引出物を複数準備しない場合)新郎新婦の準備時間が短縮され、費用負担も軽減される。

・入ってくる金額が明確で予算が立てやすい。

【デメリット】

・会費に見合った料理、ドリンクを選ぶのが難しい。

・カジュアルになりすぎる可能性がある。

・親族など年配者には理解されづらい可能性がある。

祝儀制

【メリット】

・引き出物を複数付けるなど、ゲストにおもてなし感を与えやすい。

・祝儀によって、新郎新婦の金銭的余裕ができる可能性がある。

【デメリット】

・ゲストの期待値が高くなり、実際のパーティ内容がそれに応えられない可能性がある。

・(引き出物選びなど)新郎新婦の準備が多くなる。

・最終的な収支が、事前には見えづらい。

1.5次会に引き出物は必要?!

おしゃれをし、大きな紙袋を手にした人々を見かけたら、”結婚披露宴帰りだな”と思ったことはありませんか?結婚披露宴では、必ずと言っていいほど、専用の紙袋に入れたたくさんの引き出物や引き菓子をお土産として渡します。結婚披露宴や二次会の最後には、お見送り時にプチギフトを手渡すのも定番演出ですね。では、1.5次会の場合は、どうでしょうか。1.5次会は、引き出物やプチギフトなどのお土産にも、やはり決まりはありません。

決まりはありませんが、一般的には「ご祝儀または会費の一割程度の金額を持ち帰ってもらう」と認識されています。

「祝儀制」の場合は、ほぼ結婚披露宴と同等の引き出物や引き菓子を用意します。「会費制」の場合は、結婚披露宴のように、引き出物1点、引き菓子1点、名披露目1点…などと複数用意することは少ないですが、千円から2千円を目安にした引き菓子を用意することが多いです。会費1万円未満のパーティであれば、結婚披露宴や二次会と同様に300円から500円くらいのプチギフトを準備してもいいでしょう。

大事なことは、“貴重な時間を割いて参加してくれてありがとう、これからもどうぞよろしくね”、という気持ちを込めることです。引き出物の有無やどんなものを持ち帰っていただくかということも、その気持ちの表し方の一つです。それによって、パーティの雰囲気や質を左右する可能性があることを忘れないようにしましょう。夫婦、両家で必ず話し合いましょう。

引き出物のまとめ

・会費の一割額程度を持ち帰ってもらうのが一般的。

・「祝儀制」の場合は、通常の結婚披露宴と同等の引き出物を準備する。

・「会費制」の場合は、1,000円~2,000円程度の引き菓子を準備する。

・「会費制」で1万円未満のパーティの場合は、プチギフトを準備する。

衣装の違いはあるの?

1.5次会について、一つ一つ見てきた今、もうそろそろお気づきかもしれません。新郎新婦の衣装についても、1.5次会の決まりはありません。衣装を選ぶ際にも、どんな雰囲気にしたいか、どんな方が出席されるかに合わせて考えると良いでしょう。

フォーマル寄りの1.5次会の場合は、「結婚披露宴」や「二次会」で着るウェディングドレスやタキシードと違いはほぼないと考えて問題ありません。

カジュアルよりの1.5次会の場合は、ミニ丈やミモレ丈のウェディングドレスを着たり、帽子やアクセサリーなどで個性を出したりすることも新婦もいます。さらにデニムやジャケットを羽織るなど、カジュアルダウンさせたりすることもあります。また、ゲストと積極的に交流するために、新郎新婦が立ち歩きたい場合や、スペースに限りがあるレストランなどで行う場合は、ドレスの幅を取りすぎない、スレンダーラインやエンパイアドレスなどを選ぶとよいでしょう。

新郎も、結婚披露宴や二次会で使用するようなタキシードを着用することが多いですが、新婦の雰囲気に合わせてタイでカジュアルダウンしたり、カラーシャツで個性を出したりする場合もあります。

The following two tabs change content below.
Risa

Risa

ウェディングプランナー歴10数年。お客様と共に結婚式について相談する時間が大好きです。趣味は、美容・ヨガ・アクセサリー作り・ネットショッピング。特技は、断捨離です。

Pick up

1
新婚には100万円が必要!?結婚生活にかかる「お金」を整理しよう!

彼との結婚、新生活、とてもわくわくしますよね。幸せな結婚生活には、お金も重要です。しかし結婚生活にい ...

2
知らないと損する!結婚式を節約する「式場選び」のポイント

招待人数を見積もった後、その人数と予算を照らし合わせて会場選びをしていきます。どうしてもお金がかかっ ...

3
結婚資金はいつから貯める?結婚資金の準備事情

晴れて結婚することになったとしても、ついて回るのがお金の不安です。結婚資金のために貯金をするカップル ...

4
結婚式の「花」にかかる金額をなるべく抑えたい!装花節約5つのポイント

結婚会場のあらゆる箇所に飾られる花。これを『装花』といいます。どの花をどこにどのように飾るかで、会場 ...

-1.5次会, ウェディングのカタチ
-,

Copyright© marrial[マリアル] , 2017 AllRights Reserved.