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意外にも日本では人気がない?憧れのジューンブライド

投稿日:2017年5月14日 更新日:

ジューンブライドという響き……いいですよね。

憧れのジューンブライド、「六月の花嫁」は幸せになれるといわれ、大人気!と思いきや、日本ではそれほどでもない、むしろあまり人気がないといわれています。

今回は、ジューンブライドにスポットライトを当て、ジューンブライドはいいのか?どうか?探ってみたいと思います。

ジューンブライドの由来は諸説あり

 

ジューンブライドは、もともとヨーロッパの風習であり、日本に入ってきたのは遅いのだそうです。ヨーロッパにおけるジューンブライドの由来は、諸説あります。まずは確認してみましょう。

ローマ神話の女神Junoが由来

日本ではギリシャ神話の方が馴染みがありますが、ギリシャ神話がローマに伝わった際に、神名が変わりローマ神話ができたといわれています。つまり、ローマ神話のルーツはギリシャ神話にあるといわれています。ギリシャ神話では、主神はゼウス、ローマ神話ではユピテル(Jupiter)、英語名ではジュピターになります。その妻が、天界の王妃、婚姻の神、子どもと女性の守護神である、ギリシャ神話のヘラ、ローマ神話のユノ(Juno)、英語名ジュノーなのです。女神ユノ(Juno)が、婚姻の神、子どもと女性の守護神といわれたことから、ユノ(Juno)が守る月、6月に結婚すると幸せになれるといわれるようになったのです。6月(June)ジューンは、ユノ(Juno)英語名ジュノーからきていることからも、この説がジューンブライドの由来になっていることを裏づけています。

6月に結婚すると、婚姻の神、子どもと女性の守護神Junoにあやかり、幸せになれそうな気がしますね。

6月が結婚解禁月だという説

昔、ヨーロッパでは、農作業が最も忙しい3月~5月の間は、結婚が禁止されていたのだそうです。農作業が落ち着く6月に結婚が解禁されたため、待ちに待ったカップルが結婚、結婚とラッシュになり、6月が結婚の月、ジューンブライドになったという説です。しかも、6月は、農作業が落ち着くため、時間に余裕ができた周囲の多くの人から祝福を受けられ、幸せになれると後押しされたのだそうです。

6月の気候が1番いいから

ヨーロッパでは、6月の気候が1年の中で最も良いためという説です。ちょっと現実的な説ですが、6月が一番雨が少なく、気温もちょうどいいということで、花嫁もラクだし、天気が良いので、周囲の多くの人から祝福してもらえるから幸せになれるという説です。

かつて、日本では不人気だったジューンブライド

 

6月といえば、日本では梅雨です。天気の良いヨーロッパと違い、雨が多く、ジメジメした6月は結婚式に不向きと、かつて、日本では6月の結婚式は不人気だったのです。天気の悪い中での結婚式は、招待者に申し訳なく、花嫁の気分もスッキリしないためでした。6月の結婚式が不人気だったということは、ウェディング業界では、6月の売上が下がってしまい悩みの種だったのです。そこでヨーロッパのジューンブライドを紹介し、「6月の花嫁」は幸せになれると、日本でも広めていったのです。日本ではじめてジューンブライドを紹介し、提案したのが、ホテルオークラだといわれています。

日本におけるジューンブライドの現状

 

ヨーロッパ中心に海外で人気のジューンブライドですが、日本での現状はいかに?

ウェディング業界の努力もあり、6月の結婚式は、昔より増えました。実際、ジューンブライドという言葉は日本でも浸透し、6月の日のいい土日は人気があるようです。しかし、梅雨時であることは変わらず、祝日も少ないなどの理由により、6月全体としては、あまり人気がないようです。

ジューンブライドはいいのか?どうか?

 ジューンブライドはいいのか?どうか?それは、やはり考え方次第ではないでしょうか?

ジューンブライドは、ヨーロッパの風習

もともとヨーロッパでの風習だから、日本では当てはまらないよ、という考え方も、もちろんあると思います。しかし、どうでしょう。日本でも大抵の花嫁は、ウェディングドレスに憧れ、ウェディングドレスを着ます。日本の結婚の風習であれば、和装です。さらに、チャペルウェディングをするカップルが増えていることを考えると、ローマ神話のJunoのご加護が得られるジューンブライドをし、幸せになれるという考え方もアリな気がします。

日本は梅雨時

とはいえ、日本の気候を変えることはできません。日本においては、6月が梅雨時であることは、くつがえすことができません。天気の悪い中、みなさんにお集まりいただくのは良くないという考え方もあるでしょう。しかし、これも考え方ひとつです。昔から雨の日の結婚式のスピーチでお馴染みのフレーズ「雨降って地固まると申します。」そうです、悪いことではないのです。このことわざの意味は、雨が降ると地面がゆるむが、やがて雨があがると、以前より地面がしまって、強固なものになることから、もめ事があった後に、より強固な絆が生まれるという意味です。結婚式では、「この雨が2人の絆を深めより強固なものにするでしょう。また、固まった地面は神さまからのプレゼントであり、よりしっかりした地面を歩んでいけるのであれば、2人の幸せも約束されるものでしょう。」とスピーチを手助けしてくれるとも考えられます。もちろん、新郎からのお礼の言葉の際に、「本日は、お足元が悪い中……」という心遣いをお忘れなく!

人気がない月はお得なことも……

さらに、6月の結婚式が、あまり人気がないということは、人気のシーズンからすると、結婚式費用が抑えられる可能性大で、お得になるという考え方もあります。

ようは考え方ひとつなのです。

まとめ

 

結婚において何より大事なことは、2人が幸せになることです。それは、2人のタイミングが合い、お互いに“この人と結婚したい!”と感じあえた時に結婚するのが一番だということです。

ただ、結婚式となると、タイミングを計ることも可能です。考え方ひとつですが、結婚式費用が抑えられ、しかも婚姻の神、子どもと女性の守護神Junoが守る6月に結婚すれば、そのご加護が得られると考えられ、ジューンブライドは、幸せになれる気がします。

とにかく、2人の幸せを第一に考えてください。

末永くお幸せに!

マリアル
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marrial編集部

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