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着物で結婚式に出席する人へ。注意すべきポイントと着こなし方

投稿日:2017年4月19日 更新日:

着物で結婚式に行ってみたいけれど「着物は敷居が高い」「そもそも着物を着て行ってもいいの?」と迷っている人も多いのではないでしょうか? ゲストが着物で出席することは「格式高い挙式」であることに対して敬意を示します。そのため、新郎新婦の親族からも喜ばれます。大切な人の結婚式を、着物で華やかに彩りましょう。友人と着物で出席する計画をしてもよいですね。着物を選ぶ際の注意点と、年代別おすすめの着物をご紹介します!

着物を選ぶ際のマナー

結婚式は、ゲストにとって、普段は着ない衣装を楽しめる場です。せっかくなら華やかな衣装で、新郎新婦に喜んでほしいですよね。ですが、結婚式の服装にはマナーがあります。まずは着物を選ぶ際に、避けた方が良いデザインを把握しましょう。

〈結婚式NGな着物〉

白やクリーム色の着物

白やクリーム色は、花嫁の衣装と被るので着てはいけません。薄すぎる水色や黄色も、ライトによっては白に見えるので避けましょう。正式なルールによると「白の着物を着ても良い」とのことですが、実際に白い着物を着ていく方はいません。新郎新婦のご両親にも配慮して、白以外の着物を選びましょう。

黒留袖

黒留袖とは、黒い着物であり最も格式の高い礼服です。新郎新婦の親せき(既婚者)だけが着用するものです。友人の結婚式に着ていくことはできません。黒の振袖も喪服を連想させるので避けた方が良いです。

派手すぎる着物

結婚式には花嫁より目立つ衣装を着てはいけません。あまりに豪華すぎる着物は失礼にあたります。成人式の際の着物を着ていくのは大丈夫ですが、あまり派手なものや袴は控えましょう。首に巻くものも、ファーや毛皮ではなくストールにしましょう。

会場の雰囲気に合わない着物

最近の結婚式は多種多様で、海辺や、綺麗なガーデンなど、外で行う場合も多くあります。外の場合「着物が汚れてしまう」「動きにくい」「暑い」といった問題が起こる可能性があります。レンタル着物を汚してしまうと料金を取られることもあります。どのような会場か、事前に確認しておくことが大切です。協会の挙式で、着物で出席すること自体は大丈夫ですが、新郎新婦がキリスト教徒の場合は控えた方が良さそうです。雰囲気を壊さないよう配慮しましょう。

〈年代別〉おすすめの着物

着物を選ぶ際のルールをふまえつつ、自分にぴったりの着物を選びましょう。おすすめの着物を年代別にご紹介します。

20代におすすめな着物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

未婚者の第一礼服は振袖です。しかし、若いので、華やかな振袖を着ると「成人式のように見える」という意見もあります。もちろん成人式に着た着物を着ても大丈夫ですが、ヘアスタイルをシンプルにするなど工夫しましょう。オススメなのが、華やかな「訪問着」です。訪問着とは、既婚者・未婚者のどちらも着ることできる和装です。振袖よりも袖が短いことが特徴で、絵羽模様という縫い目なども関係なく、模様がひと続きになっています。振袖の袖の長さを調整する方もいます。

30代・40代におすすめの着物

30代、40代の女性におすすめなのが色留袖です。色留袖とは、黒色(黒留袖)以外の留袖のことを言います。特徴は、裾の部分にのみ模様(裾模様)があることと、紋が入ることです。黒留袖より格下ですが、5つ紋をつけると同格になるので、ゲストは1~3つに抑えましょう。色や柄が豊富で、幅広い年齢層の着用が可能です。また、振袖や訪問着よりも落ち着いて見えるため、大人の女性に良く似合うところもポイントです。

50代以上におすすめの着物

50代以上の方は、着物を着た経験もあることでしょう。娘、息子の結婚式や親せきの結婚式には黒留袖を着ます。友人や後輩の結婚式には訪問着または色留袖を着ましょう。振袖は未婚者しか着用できませんので要注意です。既婚の方が最も多く着用するのが色留袖です。シンプルなデザインの色留袖は、気品の漂う50代以上の女性にぴったりです。

結婚式の着物にぴったりな髪型

着物に合う髪型といっても、ただ似合うだけでなく、式の雰囲気に合わせなければいけません。大きすぎる花飾りをつけた「成人式」のような髪型は控えましょう。後ろでまとめる「夜会巻き」や、きちんとした「シニヨン」がおすすめです。髪色も、金髪や赤毛など目立ちすぎる色は控えるべきです。二次会にそのまま参加できる髪型だと便利ですね。あくまで主役は花嫁なので、落ち着いたヘアスタイルにすることが重要です。ヘアアレンジをしてくれる式場もあるので、一度聞いてみることをおすすめします。

着物を着る・着替えるタイミング

着物を着るタイミング

着物を用意したけれど、着るタイミングが難しいですよね。近場で式を挙げる場合は、当日に着付けをしてもらい参加します。遠方の場合は、会場に専属の美容師や着付け師がいる会場もあるので確認しましょう。着物を先に会場に送ることができる場合もあります。会場付近の美容室を予約しておいて、当時着付けしてもらう方もいます。まずは会場に着付け師がいるか確認すると準備がスムーズです。

着物から着替えるタイミング

着替えについては、二次会用のドレスに着替えたくても、場所がないことが多いです。新郎新婦の控え室を借りることは失礼なので、当日に「着替える場所はありますか」と聞くことは止めましょう。事前に会場に連絡して確認することが必要です。会場で着替える事ができず、二次会の会場で着替えようとしても、無理な場合が多いです。近場の方は一旦家に帰れますが、遠方の場合は場所を確保しなければいけません。式の数日前には着替えの場所を確保しておきましょう。

着物は「お祝いの気持ち」を伝えるのに最適

着物姿の女性は会場に花を添え、雰囲気が華やかになります。しかし、着物は着るのも脱ぐのも大変です。念入りな準備も必要なうえ、動きづらいです。ですから、きちんと着こなせていれば、着物経験の豊富な目上の方にも好印象です。格式高い結婚式であることに敬意を示せるので、お祝いの席には最適な衣装です。普段お世話になっている方や、仲の良い友達の結婚式にはぜひ着物で、感謝の気持ちを伝えましょう!

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