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結婚式の引出物でゲストを確実に喜ばせるための9つの基本

投稿日:2017年3月19日 更新日:

いまさら聞けない?結婚式の引出物

結婚式でゲストに贈る「引出物」。定番から流行りのものまでさまざまですが、新郎新婦によっては、「選ぶのか難しい…」と感じるのではないでしょうか?また結婚式の引出物は、マナーや地域によってのしきたりがあるもの。恥をかいてしまわないようにも、そのあたりはきちんと押さえておきたいですよね。そんな、いまさら聞けない引出物にまつわる情報を徹底的にご紹介します♪

引出物とは?

引出物の由来

引出物は、ふたりの結婚式に来てくれたゲストに感謝の気持ちを伝えるために送る記念品です。由来は実は、平安時代にまでさかのぼります。かつては、宴の最後に訪問客に感謝の心を込めて「馬を引き渡して贈った」ところからきています。実は歴史のあるしきたりなのです。

引出物を結婚式で渡す理由

引出物を贈る理由は、感謝の気持ちの表現にとどまりません。実は、ふたりの結婚が末永く続くことを願う「末永く」「長引く」という縁起の良い意味が込められています。そのため、受け取る方にとっては"新郎新婦の感謝の気持ちを感じる品物"、贈る方にとっては"結婚の縁起の良い記念品"としての役割があります。

引出物の相場

大切な引出物ですが、やはり気になるのはお値段ですよね。そんな時は一般的な相場を参考にしましょう。

引出物の一般的な相場

1位 3,000~4,000円未満

2位 5,000~6,000円未満

3位 4,000~5,000円未満

4位 6,000~7,000円未満

1位から4位の中で、1位は意外にも最もお手頃な価格の「3,000~4,000円未満」でした。あくまでも相場ですが、引出物は値段ではなく、感謝を伝えるということが大切という結果になりました。

参照:ひぐちまり監修 2015年 「結婚式のしきたりとマナー新辞典」朝日新聞出版

豆知識!引出物の予算、見積もりのコツ!

引出物の予算は、披露宴の飲食費の3分の1を参考にすると現実的。例えば1人当たりの飲食費が15,000円であれば、引出物は1人当たり5,000円程度が目安。その中から3,500~4,000円が引出物にあてて、1,000~1,500円を引菓子にあてるのが一般的です。

引出物選びで押さえておきたいポイント

引出物選びの、これだけは外せないポイントをご紹介します。

セットで送る引菓子も忘れずに

引出物は一般的に「引菓子」とセットで贈ります。引菓子は"ふたりの幸せのおすそ分け"という意味で付けます。引出物+引菓子のセットで2~3品程度を贈るのが基本となっているので、引菓子選びはしっかりと念頭に置いておきましょう。

実用的なものを選ぶ

感謝の気持ちを伝える品物ですが、贈られる側にとっても、嬉しいものを選ぶのが大切です。ひとりよがりの品物を押し付けるのではなく、受け取る人の立場に立って選びましょう。

ふたりの意見を重視する

ふたりの感謝の気持ちである引出物は、ふたりの意見を反映させて決めるのがポイント。また、地域のしきたりを知る意味でも、両親に相談をするのも一つの手段です。実際に結婚式の準備で、親にアドバイスをもらう最も多い項目は"引出物選び"。多くのカップルが両親の意見を参考にするようです。

奇抜過ぎないものがベター

引出物は友人だけでなく、目上の方や両家の親族にも贈るもの。そのため、幅広い年齢の人に対応した無難なものを贈るのがベター。奇抜すぎるものは後々使いづらいことがあるので、避けておくことがおススメです。

おさえておきたい!定番の引出物

引出物選びのポイントが分かれば、次は定番を知っていきましょう。

1位 カタログギフト

2位 食器類

3位 タオル・傘などの生活雑貨

4位 キッチン用品・調理器具

5位 インテリア用品

参照:ひぐちまり監修 2015年 「結婚式のしきたりとマナー新辞典」朝日新聞出版

圧倒的に人気なのが「カタログギフト」。約7割のカップルが、カタログギフトを選んでいるという結果に。カタログギフトが人気の理由はやはり、贈る側にとって「安心して選べる」「悩まなくて良い」という理由があります。また、もらう側も「持ち帰りがかさばらない」「自分の好きなものを選べる」と喜ばれやすいようです。

カタログギフトで注意したいこと…

このように便利なカタログギフトですが、一方で中には「個性が感じられない」・「印象に残りにくい」という意見もあります。カタログギフトを選ぶ場合、準備期間が少なくやむなし…という場合は仕方ありませんが、ふたりの重視したいポイントを話し合って選択しましょう。

贈り分けとは?贈り分けをする時の注意点

贈り分けとは

引出物は基本的に全員同じものを用意するのが基本ですが、近年では好みも多様化しているため、贈り分けをすることがあります。その場合、年齢層に応じて贈り分けをするのが良いでしょう。

贈り分けの注意点

 ・細かく分けすぎないように

贈り分けの基準はさまざまですが、細かく分けすぎないようにしましょう。2~3種類にするのがおススメです。

 ・贈り分ける基準をふまえる

贈り分けの代表的な基準は年齢層、既婚か未婚、性別など。どのような基準で分けるのか、最初に統一させておきましょう。

 ・手提げ袋はそろえて

贈り分けをしても、手提げ袋の形、大きさ、模様、色などすべて同じに統一させましょう。

引出物選びのスケジュール

挙式3~4カ月前

・地域のしきたりや慣習を確認

その場合はそれぞれ両家の両親に聞きましょう。それぞれの出身地が離れていると、地域の風習も大きく異なることがあります。

・品物の贈り分けの検討

贈り分けをする場合は、種類を検討します。候補を何種類か上げておき、2~3種類選んでおきましょう。

挙式1~2カ月前

・品物を絞った後で親に確認

最終チェックを行いましょう。品物選びはふたりで絞り、最後に両親に客観的に判断してもらうと安心です。

・正式に発注する

ゲストの人数が確定したら、個数や種類を間違えないように確認し、発注します。納品日や納品先の確認も忘れずに、業者と会場に伝えておきましょう。

知っておきたい引出物のルール&マナー

包みにはかけ紙を、表書きに注意!

引出物の包みは、のしつき紙が基本です。紅白の結びきりが印刷されているものがフォーマル。品物の表書きには両家の姓を書きます。引き菓子にはふたりの名前を書きます。毛筆(筆ペン可)で書きましょう!

引菓子は日持ちするものを

引菓子は日持ちする洋菓子や紅白饅頭が定番です。近年では、ふたりのカラーをあしらったマカロンや、幾層にも重ねられた「年輪」を感じさせるバウムクーヘンが人気です。

趣味・趣向性の強いものはNG

個性を出したいからと言って、趣味趣向性が強いものは不評です。誰からも喜ばれるものを選びましょう。

重いもの、かさばるものは避ける

重いもの、かさばるものは当日持って帰るのに苦労します。ゲストに苦労させないためにも、サイズや重さは適度なものにするのがマナーです。

ふたりの名前入り・写真入りは避けましょう

仲の良い証として、ふたりの名前入りの物に魅力を感じるかもしれません。しかしもらう立場であればどうでしょうか?「新郎新婦の名前が入った品物はちょっと…」「普段使いはできないな…」と感じてしまうかもしれません。もしも、名前入りでオリジナル性を持たせたいのであれば、受け取る側の名前を入れる方が良いでしょう。

思いがずっと残る引出物選びを

引出物は式の思い出の品としてずっと残ります。贈る相手のことを想像して、本当に喜ばれるものを選びましょう。ふたりでしっかりと相談して悩んだ引出物は、受け取った側にも思いが伝わります。選び方のポイントを知って贈った側も、受け取った側もずっと心に残る引出物を選んでくださいね。

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