あなたらしい結婚式 ウェディングのカタチ

親族のみの結婚式は「得」をするのか「損」をするのか、元ウェディングプランナーが考えてみた

投稿日:2017年3月11日 更新日:

昨今は結婚を考える人の間でも友人や会社の人、親族、大勢の人々を招待して盛大に式を行いたいというカップルだけではなく、「小規模なものでいい」「親族だけでいい」「写真だけでいい」「海外で二人だけ」という従来の姿とは違った形を考えるカップルも増えており、価値観が多様化してきています。「会社の人や友人を呼ぶとなるとどこまで呼べばいいのか難しい」「二人だけではさびしい」という考えがある方々は親族だけを選ぶ傾向にあります。
今回は親族のみの結婚式って得をするのか、損をするのかについて考えてみたいと思います。

親族のみの結婚式で「得」するポイント

時間やお金など物理的な負荷が軽減される

親戚ということは出席者は自分と配偶者、自分と配偶者の父母、兄弟、叔父、叔母あたりまでを含めて行うことになります。近しい親戚だけを呼ぶケースが多いです。当然出席者が少ないので料理代や引き出物の数は少なくて済みますから経費を抑えることができます。また選ぶ数も少なくていいので手間を多少省くことが可能です。少人数ですと披露宴ではなく、料亭などで食事会を行えば形になります。よって出費を大きく抑えることができる上に披露宴ほど綿密に企画しなくてもよいので当然手間を省くことにもつながります。出費、手間などかけるお金、時間が大幅に削減できるという意味では極めて得です。

誰にも邪魔されず、”内輪ウケ”な内容で思う存分楽しめる

会社の人や、友人も呼んだりする披露宴では、「内輪ウケ」というのは、楽しめる人と楽しめない人が出てきてしまうこともあり、あまり良いとされません。
ですが、家族だけ、身内だけしかいない結婚式では、「内輪ウケ」がむしろいいでしょう。
親族しか知らないお2人の幼い頃からの懐かしいお話などで盛り上がれるのも、この日だからでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんが懐かしい話を楽しんだり、甥っ子や姪っ子たちが幼稚園や保育園で習ったかわいいお歌やダンスを突然披露して場を和ませたり、自分たちだけの楽しみ方を誰にも気遣わずできる結婚式って素敵でしょう。

お2人が望まないイベントは省いてもいい

大きな披露宴では、終始歓談としてしまうと間延びをしてしまうことや、ゲストに楽しんでもらうためにも様々なイベントを用意する必要があります。
ですが、ご親族のみの場合だとむしろイベントがなく、お2人と心行くまでお話ができることのほうが喜ばれるのではないでしょうか。
終始歓談時間として、お2人とご親族でゆっくりとした時間を楽しんでもらう方法も素敵な結婚式でしょう。
また、結婚式の定番でもある「両親への手紙」も、手紙という形ではなく、歓談時間の中で両親と存分にお話をし、話の中で感謝の気持ちを述べることもできますね。
よくある結婚式の型にとらわれず、お2人と親族だけの時間を大切にすることだけを考えればいいのです。

何よりも一番感謝を伝えたい”両親”が常にそばにいる結婚式になる

これは親族のみの結婚式だから叶うことだとも言えるでしょう。
日本の結婚式というのは「新郎新婦の親族もゲストをもてなすこと」とされているので、座席配置は末席に設定をされるものです。
ということは、披露宴中、新郎新婦からもっとも遠い場所に親族の席が設けられることになります。
でも新郎新婦が一番の感謝を伝えたい人は誰でしょう?
大体の新郎新婦様は「両親」や「親族」に対してではないでしょうか。
親族のみの結婚式であれば、「しきたり」なんて関係なく、自由でいいのです。
お2人が最も感謝を伝えたい人を、お2人の一番近くの席に配置することができます。
このような自由なカタチが叶うのも親族しかいないからでしょう。

親族のみの結婚式で「損」するポイント

結婚式費用は”ご祝儀”を充てにできない

出席者が少ないということは入ってくるお金も少なくなるという点に注目しなくてはいけません。友人、会社関係の人々を招待して大人数の出席となればご祝儀もたくさん入ってきますから、入ってくるお金は大きくなります。それだけではありません。問題は会の後です。一般的なマナーとして出席した場合のご祝儀は友人、会社関係だと3万円です。しかし会に呼ばれなかった場合のご祝儀の相場は1万円というケースが一般的です。さらにご祝儀がもらえれば良いですが、近しい人だけを呼んで自分を呼ばなかった人へのご祝儀は別に払わなくてもいいという風に考える人も増えていますのでそもそもご祝儀自体をもらえない可能性も大いにあります。当たり前の話ですが、自分から友人や会社関係の人にご祝儀を要求することは大変なマナー違反ですから言い出すこともできません。以上のことを考えると、入ってくるお金が減る、ご祝儀をもらえない可能性がある点を考えると損する面もあるということになります。
つまり、出すお金や手間などのある種の出資を惜しむとあなたが得ることになるリターンも少なくなるということです。

”損”や”得”を考える前に、結婚式は”誰のために””何のために”行うのかを考えよう

結婚式をするにあたり「得」をすることや、「損」をするなど考えたくなる気持ちもわかりますが、そんな時に思い出してほしいことは、「何のために結婚式をするのか」ということです。
誰のため、何のためにするのか、結婚式本来の意味って何なのかをお2人で考えてみてください。
もしかしたら損をするか得をするか、考えている時点でもう一度2人の結婚式をどうしたいのかを考えなおしたほうがいいのかもしれないですね。

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奥崎 海湊(おくざき うみ)

奥崎 海湊(おくざき うみ)

ウェディングプランナーとしてたくさんのカップルを幸せにしていたら突然会社の指示でWebメディア編集・ライターに転身。ライターの楽しさに目覚め、現在ライター業に没頭中。趣味は、アクセサリー作り、好物はアイスクリーム。私自身、「ぽっちゃり女子」ながら、様々な恋愛を経験し、現在も絶賛恋愛をしながら感じた実体験、気づいたこと、感じたことをお伝えしていきます!
執筆依頼などはumi.okuzaki@gmail.comまでお気軽にご連絡ください♡

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