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【ウェディングストーリー】親へ、新婦へ、新郎へ…未来へつながる「I Love You!」をカタチにして伝えた結婚式

投稿日:2017年1月11日 更新日:

「あれもやりたい。」「これもやりたい。」
結婚式でやりたい理想の演出がたくさんの新婦様。
全ての要望を叶えていては結婚式の時間がどれだけあっても足りません。
新婦様の想いをじっくり聞き、二人にとって一番良い形を提案する。
そんなウェディングプランナーの物語です。

1

「結婚式ではとにかく、彼女の夢を叶えてあげたいんです」

 満面の笑顔でそう話す新郎様と、そんな新郎様を嬉しそうに見つめる新婦様。これが、私と新郎新婦様との出会いでした。

新郎、32歳。話していくほどにユーモア溢れるトークと、屈託のない笑顔で人を惹きつける魅力を持った男性。学生時代はバスケットボールをしていたそうで、今でもスポーツ全般が好きというアクティブな方。

新婦、28歳。日本人の父と台湾人の母を持つハーフで、こちらも彼に劣らず明るく快活。学生時代にホテルのスカイラウンジでアルバイトをしていた経験があり、その時からの淡い夢「いつかこのホテルで自分も結婚式を挙げたい」という想いを抱いて相談にこられました。

  「あれもしたい!」「これもしたい!」…
  溢れ出る要望の中から、本当に二人が大切にしている「想い」に迫る

会場は新婦様が夢に抱いていた憧れのホテルに決定し、プログラムへの具体的なご希望を伺ってみると……出てくる出てくる理想の数々。でも、そんなの当たり前。強い理想を抱いた新郎新婦様の期待にどれだけ応えることができるのか……ウェディングプランナーの腕が鳴るってものです。会話から得たヒントを紡いでたどり着いた、二人が本当に大切にしていた“オモイ”はこの3つでした。

1. お互いの親への「I Love You!」

2. 彼から彼女への「I Love You!」

3. 彼女から彼への「I Love You!」

話をするうちに分かったこと。それは、とにかくお互いや家族への「I Love You!」のオモイが強いということ! 特に新婦様の親御様が台湾在住ということもあり、親族が一堂に会する結婚式でしっかりと想いを伝え、確認し合い、絆をより強めたいという希望を持っていました。

その心の奥には、二人の幸せいっぱいな様子を親に知ってもらうことで、この先も安心して海外で過ごして欲しいという親想いな願いも。 

こうして、「伝えたい想い」は出そろいました。ここからが、ウェディングプランナーの腕の見せ所です!

 

  結婚式のテーマは「想いをカタチに~Lead to Future~」
  未来につながるI Love You!
を演出

お二人の話をじっくりと聞いた後、私が打ち出したテーマは「想いをカタチに~Lead to Future~」。こだわったことは、「未来へのつながり」。親、彼、彼女へのそれぞれの愛をただ伝えて終わるのではなく、その想いを伝えるからこそ踏み出せる未来への新たな一歩を後押しする。

結婚式を終えてそれぞれの日常に戻った時、この特別な一日を思い出す度に家族の絆を再確認できる、そんな一日をプロデュースするんだ。二人との打ち合わせを終えた後、私はひとり静かに、そう心に決めました。

 

  【親へのI Love You!】新婦中座時の「ベールダウンセレモニー」と、
  「子育て卒業式」!

2

「お父さんと何もできないのが残念だな……」

打合せ中にぽろりと漏らした新婦様のひと言が、私の耳にずっと残っていました。実はこの二人、相談に来られた際にはすでにハワイでのウエディングフォトツアーを終えていて、新婦様の親御様が住む台湾でのウェディングパーティの実施も決まっていた状態。そこで出てきた悩みが、彼女の父への愛の伝え方。ハワイへは二人きりで行き、台湾のウエディングパーティは日本の結婚式と形式が異なるため、彼女の父へI Love Youを伝えるチャンスがない……。

そこで考えたのが、新婦中座時に新婦の父に行ってもらう「ベールダウンセレモニー」! 10組のカップルがいれば、10通りのスタイルがあるのが結婚式。新婦の父にスポットライトがあたる場面がなければ、作りだしちゃえばいいだけ! 新婦の父はそのサプライズに感動し、結果は大成功。新婦から父への未来につながる「I Love You」がしっかりと伝わった瞬間でした。

そして「とにかく家族が大好き!」な新郎新婦様に、両方の親御様への愛を伝える手段として提案したのが「子育て卒業式」。大切な家族に対して「これからは二人で頑張っていきます」という宣言と、それぞれの家族が新たな道への一歩を踏み出せるようにという思いを込めて、プログラムに盛り込みました。

結果、結婚式という特別な空間の中での「子育て卒業式」という共通の思い出を残すことができ、両家の親同士に新しい絆を生み出すきっかけにつながったのではないかと思っています。

 

  【彼女へのI Love You!】「フラッシュモブ」と「11本の花束」をプレゼント!

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「サプライズを仕掛けることが得意な彼女をあっと驚かせるサプライズを決行したい!」

新郎様からの強い希望により、友人たちとのフラッシュモブを計画。実は新婦様はプロフィール欄の特技に「サプライズ」と記入するほどのサプライズ好き。「そんな彼女を逆に驚かせてあげたい!」という新郎様から新婦様へのI Love Youのカタチがフラッシュモブでした。

……ところがこのサプライズ、式前に新婦様の耳に入ってしまうというアクシデントが発生……。

「サプライズがなくなってしまって残念……」

肩を落とす新婦様をどうにか喜ばせたい! そう思って私から新郎様にこっそり提案したのが「愛の花束プレゼント」。

フラッシュモブの終盤に、「最愛」の意味が込められたバラの花束11本をサプライズでプレゼントしようという計画です。サプライズがなくなってしまったと思っていた彼女でしたが、結婚式当日のこの花束を贈るシーンは正真正銘の“サプライズ”に!  新郎様から新婦様へのI Love Youは、しっかりとしたカタチとなって新婦様へ伝わりました。

そしてこの花束サプライズ、新郎様から新婦様へのI Love Youを伝える以外に、ほかの狙いもあったんです。それは、新婦様の両親へ“安心感”のプレゼント。娘のために一生懸命な新郎様や多くの友だちの“愛”を生で感じてもらうことで、たとえ台湾と日本で離れていても安心して過ごすことができますように……そんな想いも込められた演出でした。

 

  【彼へのI Love You!】結婚式中に届ける
  「新婦からのありがとう電報」!

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「彼っていつでも、私の事を尊重してくれるんです」

嬉しそうにそう話す新婦様の様子や打ち合わせの様子から、何をするにも新婦様の意見に耳を傾ける優しい新郎様の姿は容易に想像できました。そんな彼に「いつもありがとう」というI Love Youを得意のサプライズで伝えたいと話す新婦様。

彼には内緒で二人でアイデアを出し合い、花嫁のお色直し中に「ありがとう電報」を届けることに決定!  内容は花嫁が中座した直後、司会者から「たった今新郎様に電報が届きました!」と発表してメッセージを届けるというもの。サプライズ好きな彼女らしい演出に、会場内は大盛り上がり。ありったけのI Love Youが読み上げられた後、新郎様はもちろん、ご列席者全員が優しい笑顔に包まれるひと時となりました。

新婦からのI Love Youも、大成功です!

 

  未来へつながる絆を確信できた一日

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「今日、私たちの夢が叶いました。こんなに最高な結婚式をプロデュースしてもらえたこと、あなたのような最高のプランナーさんに出会えたこと、全ての出来事に感謝しています。本当に、ありがとうございました」

式を終えた後、控え室でこの言葉を二人から聞いた時、ドクドクドク……と熱いモノで胸が満たされていくのを感じました。そして何よりも嬉しかったのは、新婦の両親から頂いたこの言葉。

「(ハワイでウェディングフォトの撮影・台湾での結婚パーティーが決まっていたのに)日本で結婚式をすると聞いたときは、正直そこまでする必要あるの?と思ったんです。でも……娘がこんなにもたくさんの人に愛されていることを知れたこと、新郎が娘の夢を叶える為にあんなに一生懸命尽くしてくれたこと、嬉しいもんですね。本当に素敵な結婚式でした。ありがとう」

 結婚式を通して今まで知らなかった新郎新婦様の姿を目にすることができ、お二人の結婚を心から安心して受け入れ、祝福している様子を確かに感じた瞬間でした。 

お打ち合わせに来た時には「あれも!」「これも!」という二人の要望にどこまで応えることができるのか、少しの不安と多くのやりがいを胸に二人と一緒に駆け抜けた数ヶ月間でした。式を終えた今、式のテーマでもあった「未来へと続く新たな家族の絆」がたくさん生まれた瞬間に立ち会えたことを心から嬉しく思っています。

10組のカップルがいれば、10通りある愛のカタチ。一つとして同じものはない結婚式。何十組、何百組の結婚式をプロデュースしたとしても、その喜びは毎回新鮮。これだから、ウェディングプランナーはやめられません!

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